2022年 肩痛症例

40代男性。左肩から首近くまでにかけて痛みがある。職業は建築関係。
現場に出る時は重い材料や道具をたくさん持つ。足場なども悪い。
姿勢が臀部から頭にかけてかなり右に傾いている。重心は右荷重。
こちらの男性の特筆するところは過去に右腿に骨折を伴う大きなケガをしている。

施術箇所は痛む左肩などではなく左足首からのスタートであった。
その他、右下腿。両足ともに指や足の足底。手の指や手首など。全体的には足のアジャストメントが多かった。身体も相当悪かったせいかアジャストメントの合間の待ち時間も相当長かった。
検査の結果、頸椎・胸椎・腰椎・骨盤などは施術対象部は無し。
施術途中で重心が一度6キロ弱ほど左荷重に変化したが、施術終了時は左右の重心がぴたりと一致した。
結果として大きく傾いていた横への傾きは完全ではないがだいぶ中央へよってきた。(ほんの少しだけ右傾きが残った)
ご本人は、肩の痛みは無くなったとおっしゃった。

痛みの症状のある箇所を触るケースもあるが、今回のように触らなくとも良くなるケースも多い。